テラステーションがネットワーク上から見られなくなってしまい、状態を確認してみたところ、エラーコード『E-14』が出てしまっている状態でした。
特に調子が悪いという事は無かったので、急に発症してしまって困っています。

診断ツールでのハードディスクチェックを行ったところ、ディスクの2番にエラーが出ている状態でした。
当社復旧ツールにて、データ復旧は十分に可能だということが分かりました。

テラステーション内のデータを90%以上復旧

まず、診断ツールでのハードディスクチェックで2番ディスクに異常が発生していることが分かりました。

この状態でデータ復旧を行うと、障害状況が悪化してしまう可能性がありましたので、2番ディスクにクローンと呼ばれるハードディスクコピーを行いました。

コピーに成功したハードディスクを加えての4台でRAIDの再構築を行ったところ、データの確認ができる状態でしたので、一旦保存用のハードディスクにデータを取り出しました。

データの破損が無い状況で取り出せていることが分かりましたので、お客様にご了承を頂いた後、納品させて頂きました。

今回は、RAID構成がされているテラステーションからのデータ復旧という事で、RAID構成の分析から始めました。

当社の診断ツールにて、確認してみたところ、ハードディスク4台でRAID5を構成していることが分かりました。

ハードディスク自体の損傷としては、2番ディスクに若干の損傷はみられたものの、それ以外には損傷が確認できませんでした。

復旧ツールでのデータ取り出しもスムーズに行う事が出来、ファイル損傷も一切ない状況でしたので、お客様にお渡しするハードディスクにデータコピーし、お渡し致しました。

今回は、ディスクに若干の損傷はありましたが、クローン作業により、大きな影響を出さずにデータ復旧することができました。

お客様が発症してから、時間を空けずに相談をして頂けたことも復旧がスムーズに出来た1つの要因です。
もし、障害が発生したら、すぐさまフリーダイヤルにご相談ください。
スタッフ一同、最善の方法をご提案差し上げます。